#0615仕事帰りの新橋デモ 一緒に歩いて街の人に訴えてください。 t.o.l.さんスピーチ #0608高プロ反対国会前抗議行動 2018年6月8日

#0615仕事帰りの新橋デモ 一緒に歩いて街の人に訴えてください。 t.o.l.さんスピーチ #0608高プロ反対国会前抗議行動 2018年6月8日
2018年6月8日(文字起こししました!)
AEQUITAS(エキタス)#0608高プロ反対国会前抗議行動
新橋でスタンディングを続け、#0615仕事帰りの新橋デモ https://twitter.com/shigotogaeri615 を呼びかけている方の実体験にもとづくスピーチです。

みなさんこんばんは。私はツイッターでt.o.lというアカウントで発信しているものです。夫が裁量労働制でもう何年も働いています。私自身はパート主婦です。パート主婦というと、今ぐらいの時間には家で晩飯でも作って待ってろと言われることがまあ結構容易に想像出来るんですけど、うちの旦那がこの時間に帰ってくることはないんで、ご心配無用です。
ここのところ5月から、高度プロフェッショナル制度に反対して、6回ぐらい、新橋、有楽町、丸の内でスタンディングをして、エキタスさんのリーフレットなどを配ったりさせていただいてます。どうしてそういうことを始めるようになったかというと、まず、全国過労死を考える家族の会の方の面談の希望、これを、内閣総務官室にファックスされたと、そしてその日の夜のうちに総理にファックスしたと聞いているが、それであってますかと言う福島瑞穂さんの質問がありました。これに対して事務方さんは、事務的にに受理しましたを6回、受理しましたを4回、要するに事務局のほうで受け取ったけれど、総理に渡しました、総理はわかっています、ということはどうしても答えてくれなかった。そこで勝手に止めてしまってるんですね。これは過労死遺族の方から総理へ面談の申し込みがあったにもかかわらず総理は断った、という形にしないために、そこに過労死遺族のみなさんからの面談の要請を、言ってしまえば握りつぶしたということではないでしょうか。
私はこのことにものすごくショックを受けて、その後、5月18日にここで高プロ反対の国会抗議が行われました。その、そのことを、ファックスもまともに受け取ってもらえないということを、そして国会前で訴えている人がいるということを、街中で、街を歩く人、働く人に直接伝えたいと思って、その時に有楽町でスタンディングをはじめました。
お知らせしたのがその2時間ぐらい前で、むちゃくちゃなことだったんですが、それでも4人ぐらいの人が集まってくれました。その後、5回6回とやっていったんですが、その間に、息子さんがうつになったお母さん、そして仕事を辞めてしまったとおっしゃっていました。そして友人がパワハラにあっているという女性の方にも話しかけられました。この方は直接高プロのことをご存じだったわけではないけど、もしかしたら関係あるんじゃないかと思って話を聞いててくださったそうです。
聞いているとパワハラをしている上司の方が、そもそもとんでもない長時間労働されていたということです。そもそもその働く管理者の方がとんでもない長時間労働されていて、おそらくはとんでもないストレスにさらされ、さらにその下にいる彼女の友だちが、ものすごいパワハラを受けていると、そういう話をしてくれました。ずーっと話しを横で聞いていたサラリーマンの方がいらっしゃって、最後に何か意地悪でも言われるのかなぁと思ってちょっとビクビクしてたんですが、最後には一緒に横で、そうだと声を上げてくださった、ということもありました。
私の夫はもう何年も裁量労働制の下で働いています。12時近くになってやっと家に帰ってきて、一緒に晩御飯を食べて、その後自分の部屋に仕事を持ち帰って、朝の3時4時まで冗談抜きで1週間5日間、朝の3時4時まで自分の部屋で仕事をしてます。その後8時にはもう会社に行ってます。それでも、(ごめんなさい)それでもみなし残業とかいうやつで、決まった金額しか残業代は出ていません。
みなさん、サービス残業という言葉に慣れすぎてないでしょうか。私はこのことをあんまりにも残酷で、言いたくなかった。夫にも言ったことはありませんが、サービス残業ってタダ働きってことですよね。本当に言いたくなかったんです。だけど働いているみなさん、タダで働かされているあなたや、あなたがあげたいと思う人のために使われるべきお金が、あなたの頑張りが、本当は権利のない人のために使われて、その人たちが利益を得ているということに、無感覚になりすぎていないでしょうか。頑張ってるという言葉にごまかされすぎてはいないでしょうか。そして何より、それだけがんばって働いているその想いを、働く人の誇りを傷つけていることを、雇用者はもっと理解するべきだと思います。
生活保護もどんどん切り下げられてますね。頑張ってスキルを身につけ、年収を上げた果てに待っているのがこれ。生活保護受けるようなほど体を壊してしまってももう、国は助けてくれない。頑張って年収を上げた果てに待っているのはこれ。この状態で一体で誰が頑張って仕事に誇りを持ってやっていこうと、働こうと思えるのか。それが、どんな結果を招くのか、そのリスクを、雇用者は冷静に判断するべきだと思います。
社会から、働く人から、働くことの意欲を奪うことのリスクは恐ろしいものだと私は思います。先日クローズアップ現代で賛成派として竹中さん、竹中平蔵さんですかね、竹中平蔵さんがお話をされていましたが、高プロを入れなきゃいけない理由としては、イノベーションがとか、世界の流れがとか、ふわふわした夢みたいな言葉ばっかりでした。じゃあ労働者は本当にこれで守られるのかということについては、「1週間(一か月)に4日も休みをあげなきゃいけないんですよ」、とおっしゃっていました。1週間(一か月)に4日って1週間に1日ですよね。あ、すいません、1週間に4日だとかなりいいですよね。ごめんなさい。1か月に4日も、1か月に4日もって、笑顔で、笑顔じゃないですね、そんなにあげないといけないのかという態度ででおっしゃっていて、本当にびっくりしたんですけど、
1か月に4日間、1週間1日の休み最低限与えなくてはいけない。しかも4日間ギュッと端っこに集めることも可能。24時間働かせぱなしで26日間働かせても合法になってしまう。こんな言葉に、私たちは今さら騙されはしません。
新橋、有楽町でスタンディングを始めて出会った方の中で、街頭でハンドマイクでスピーチしたりしてたんですが、本当に全く知らない方はツイッターの呼びかけて何人も来てくださって、その中のある会社員の方は、社会は変えられます、と胸を張って言ってくれた方がいました。その人は別のところで、絶望に道を譲りはしないと書いておられました。こういったみなさんと会えたことで、私もそのつもりで頑張ろうと思っています。
そしてこういったところで話をさせてもらうことはものすごく緊張します。街頭で話すことも別に慣れているわけではありません。でもホント言うと、知っている人に話すのはもっと怖いです。家族や友人、職場の人に話すことは、ここで話すことより、もっと怖いです。
社会は大きく複雑で単純に思うよりは変わらない。止めたいことも簡単には止まりません。でも私たちは間違いなく、大きな大きな流れの、その多様な要素の中の一部です。私たちにしかできないこと、私たちが動き続けなければ動かせないことが間違いなくあります。
これまで今当たり前になっている権利のために死んだ方も何人もいらっしゃいます。しかしその努力を無駄だったという人はもうひとりもいません。
勇気を持って一歩一緒に外に出ましょう。そして、国会前で起きていること、過労死を考える家族の会のみなさんの願いを私たちの口から直接街へ伝えましょう。ありがとうございます。
スタンディングのみんなで6月15日、来週の金曜日、18時45分集合で「仕事帰りの新橋デモ」というのをおこないます。金曜日の18時45分に、日比谷公園の西幸門集合です。ぜひ一緒に歩いても街の人に訴えてください。よろしくお願いします。ありがとうございました。



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